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北風のあいまを縫って22日、58号線を南下、豊見城村の与根漁港に到着、ボートを下し、はやる気持ちを押さえて午後1時出船、同乗者は、仕事をほったらかしてやって来たF工業のK吉さん、足漕ぎボートなる珍しい乗り物に、漁港周辺で磯釣りを楽しんでいる釣り人の目が、思いっきり冷ややか、ぺラにかかる水のテンションもあり思うように船は進まず、それでも何とかポイントA(地図参照)に到着。 |
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キスの習性と仕掛け
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キスは産卵を目的に、11月頃から沿岸の岩礁域や砂底地に集まります。小海老やミミズ等を主食に、数十匹の群れで生活しているようです。 島ミミズやゴカイをエサに遠投すると、大型のキスが狙えます。1度のアタリで巻き取らないで、さびくようにして追い喰いを待つと、2、3匹同時に釣れることもあります。 キス釣りの醍醐味は、なんといっても引きの強さ、細かい竿先の動きに集中し、喰い込みに合わせて軽くしゃくるようにしてみよう。 内海でのボート釣りは、コンパクトなタックルを使用したい。固い竿や重いリールは、キス特有の強い引きを楽しめない。先調子のキス専用ロッドに、小型のスピニングリールがお薦めだ。 仕掛は市販のキス専用仕掛に、オモリは竿の調子に合わせ使い分ける。 キス天秤は根掛りが少なく、仕掛けがワンタッチでセットできる。投げ釣りは5Mの遠投竿に5〜6号のミチイトを使用。キス釣りの場合、太仕掛けは禁物。できるだけ細仕掛けで狙ってみよう。道糸3〜4号、ハリス1〜2号くらいで狙うと、十分にキス独特の強烈な引きが楽しめます。初心者には図@のタックル【中通し仕掛け】をオススメする。根掛かりなどが多い時は、図Aの天秤仕掛けや捨てオモリ式を使ってみよう。 |